燃えるようなオレンジのペイントが特徴的なこちらの車両は、茨城県のカスタムワークスさんによる1台です。外装ペイントには炎のパターンが用いられ、それに合わせてオレンジ系のカラーパーツがふんだんに取り付けられています。フェアリングの形状とサドルバッグが取り付けられていることから一見するとローライダーSTのように見えますが、こちらはローライダーSのカスタム車両です。

まずはフロント周りから見ていきましょう。アドバンブラック製のSTフェアリングに、スタイリングとして目を惹くのは、やはりクロックワークス FlareウィンドシールドとA10モトのLP6ヘッドライトでしょう。本場アメリカでも人気の組み合わせです。シールドはオレンジをチョイス。ヘッドライトのハウジングも合わせてオレンジに変更されています。

また、LP6ヘッドライトはカットインタイプをチョイス。ローライダーSTの純正フェアリングではLP6本体がフェアリングと干渉してしまうため、突き出した形で取り付けるか、フェアリングをカットする加工が必要になります。一方アドバンブラックのSTフェアリングではカットしなければならない部分が取り外し可能になっており、加工なしでスマートに取り付けられます。

※左：カットインタイプ　右：通常タイプ

ハンドル周りはグリップ、レバーとミラーをアレンネス製に変更。元々はブラックのパーツですが、こちらもオレンジに。アレンネスのカスタムパーツはシンプルながら洗練されたデザインが特徴で、他メーカーのパーツとの親和性も高いため様々なカスタムに応用できます。

次に足周りを見てみると、ブレーキはカスタムワークスさんのカスタムではお馴染みのレブフィニキャリパーとGブレーキ（旧ガルファーUSA）ローターの組み合わせです。制動力をアップさせているだけでなく、オレンジにペイントされた純正ホイールと合わせて足周りのデザインを彩っています。

フットコントロールにはベアートラップ型のフットペグが使われています。元々はグリップ力の必要なモトクロスバイクなどに使われるパーツですが、今ではクラブスタイルやパフォーマンスクルーザーにおいて定番のスタイルになりつつあります。

クラッシュバーのスライダーやシフトペグはグリップ力を高めるためのリブ入り。ブレーキペダルはカスタムファクトリーノイズ製のペダルに変更。ビレットのスタイリッシュなデザインと、純正よりも大ぶりで踏みやすくなっているのが特長です。

そしてエキゾーストは北米に拠点を置く”SP Concept”のステンレス製2in1です。日本ではまだあまり馴染みのないメーカーですが、エキゾースト開発30年以上の経験を持つベテランが設立したメーカーなのだとか。YouTubeにて音声も公開されているので、気になる方は要チェック！
▶動画リンク(※音声が流れます)

リア周りで特に気になるのはトミーアンドサンズのサドルバッグでしょう。ダイナ、M8ソフテイル用のブラケットが付属したハードタイプのサドルバッグです。ローライダーSTの純正サドルバッグよりもスリムなデザインで、更にスポーティなルックスを生み出します。

サドルバッグを追加したことによって移設が必要になったリアウィンカーはカスタムダイナミクス製の3in1テールライトを使用することで、ウィンカーの機能をテールライトに統合。リアからのシルエットを非常にクリーンなものにしています。

シートはラペラのTailwhipシートをオレンジ色のステッチに変更した上で、オプションとしてタンデム部分の後ろにカスタムワークスさんのロゴを追加。メーカーに直接オーダーしている当社だからこそできるカスタムです！

◎カスタムパーツ情報◎

※価格は2025年5月現在の税込価格です
※1　シート本体の金額です。写真の車両ではロゴ刺繍料金が別途かかっています
※2　パーツの注文・見積をご希望の際は当社までお問い合わせください

◎ショップ情報◎

カスタムワークス
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