近年、ハーレーダビッドソンのカスタムスタイルにおいて急速に注目を集めているのが、ツーリングモデルをベースにした「パフォーマンスバガー」というスタイルです。純正より軽量且つハイパフォーマンスなパーツを取り付けることで、スポーツバイク顔負けの走行性能を追求するこのスタイルは、すべてを走りに振り切ったカスタムです。

今回ご紹介するのは2022年式ロードグライドをベースにUP JOHNさんが手がけた、まさに“パフォーマンスバガーの真髄”を体現した一台です。

まず目に飛び込んでくるのは、惜しみなく使用されたフルカーボンパーツの数々。フェンダー、サドルバッグ、チンスポイラーなど、外装各部にカーボンが取り付けられ、軽量化を実現。ツーリングモデルらしい迫力を残しながらも、取り回しは軽快で、走り出しから違いが体感できる仕様となっています。

足まわりには、外装と同様にカーボン製ホイールを装着。圧倒的な軽さと剛性を兼ね備えています。さらに、オーリンズ製の倒立フロントフォークと組み合わせ、ブラックとゴールドで高級感を演出しつつ、レスポンス・耐久性・デザイン性をうまく融合させています。

フロントには、Baja-Design製のLEDヘッドライトを採用。独特なデザインと圧倒的な光量によって視認性はもちろん、昼夜問わずどのシーンでも唯一無二の存在感がある車両になっています。
また、ウィンドシールドにはメンフィスシェードをチョイス。よく見るとフロントノーズまで伸びたウィンドシールドが空力に影響しているのは明白です。近日発売になったばかりのレースの経験を活かして開発されたこのウィンドシールドは、空気力学に基づいた設計となっており、走りにアグレッシブさを提供します。

パフォーマンスを限界まで追求したこちらの一台は、走りを極限まで引き上げたことで純正にはない美しさと迫力を体現したロードグライドです。

◎カスタムパーツ情報◎

※価格は2025年6月現在の税込み価格です。

◎ショップ情報◎
UP JOHN
TEL : 048-796-7158
HP：https://www.upjohn-hd.com/
Instagram：@upjohn1017