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ロサンゼルス視察旅行 レポート 〜Born-Free 16視察〜

今回、スズキ&アソシエイツとして初めて「Born-Free」を中心に据えたロサンゼルス視察旅行を実施しました。

10時間あまりのフライトを経てLAX空港に昼過ぎに到着。真っ青な空とカラッと乾いた空気に包まれ、「ああ、カリフォルニアに来たんだ」と実感が湧きました。

 

Bartels’ Harley-Davidson / バーテルズ・ハーレーダビッドソン


到着後すぐに向かったのは、Bartels’ Harley-Davidson。ロサンゼルスの名店として知られ、ハリウッドスターなど著名人を顧客に持つ由緒あるディーラーです。今回は在籍20年のベテランメカニック・星野氏にご案内いただきました。店内には、エルヴィス・プレスリーの最後の愛車が展示されていました。

また、日本未発売の2025年ソフテイルや電動バイク LiveWire(ライブワイヤー)も展示。LiveWireはハーレーが本気で取り組む次世代電動バイクで、現地の注目度も高く、走行性能や未来志向のデザインに感銘を受けました。

 

Los Angeles Dodgers / ロサンゼルス・ドジャース


続いて、Performance Machine(PM)のご厚意により、ドジャースタジアムにてドジャーズとナショナルズ戦を観戦。急なチケット手配だったため座席は遠めでしたが、実物の大谷翔平選手をこの目で見ることができ、メンバー全員が大興奮。アメリカでも大谷選手の人気は凄まじく、会場の多くのファンが彼のユニフォームを着用して応援していました。同じ日本人として、誇りを感じる瞬間でした。

試合後は、渋滞を抜けてPMスタッフおすすめのメキシコ料理屋台へ。地元民に愛される本場のトルティーヤやタコスに舌鼓を打ち、「試合後に屋台で食事を楽しむ」というローカルならではの過ごし方を体験しました。

こうして、長くも充実した初日が終了。

 

Born-Free 16 / ボーンフリー 16


そしていよいよ視察のメインイベント、Born-Free 16へ。自然に囲まれたカリフォルニアのキャンプ場で2日間にわたって開催され、今回は25,000人以上の来場者が訪れたとされる、アメリカ最大級のカスタムバイクイベントです。

会場では旧車から現行モデルまで幅広く展示されており、誰でも気軽に車両を出展できることから、リアルなカスタムバイクに数多く触れることができました。SNSなどの影響で、日本でも見かけるトレンドのカスタムも多くありましたが、現地ではより自由で、個性を楽しむ姿勢が強く感じられました。

会場にはライブステージやスケートパークも設けられ、全体的にリラックスした雰囲気。入場も「10時ぴったり」ではなく、少し早めに開放されるなど、出展者も来場者も“自由”を楽しむ空気感が広がっており、「これぞアメリカ」と感じる瞬間でした。

敷地内には湖もあり、木陰で寝転がってのんびり過ごす人たちの姿も。バイクイベントでありながらも、それぞれが思い思いに時間を楽しんでいる光景が印象的でした。

会場には、Vance & Hines、Bassani Exhaust、Lyndall Brakes、Kodlin USA、Klock Werks、Saddlemen Seat、Arlen Ness、そして今回新たに取り扱いを始めたBAMCOなど、当社が取引する多くのブランドも多数出展。各社の担当者と直接話しながら、展示車両を用いて製品の解説を受けることができ、非常に有意義な時間となりました。

展示車両はインビテーション枠の旧車が中心でしたが、来場者や出展者が持ち込んだ多くの車両はダイナ系の現行車が多く見られました。全体としては、今も昔もツーリングモデルの人気は根強いようです。

駐車場にも数えきれないほどのバイクが集まり、LAというカスタム文化の最先端の“今”を直に体験できたことは、我々にとって非常に貴重な学びと刺激になりました。

 

>>>その2に続く