1986年から登場したエボリューションエンジンを抱えたスポーツスター。ここ日本では一番売れているハーレーダビッドソンとして、エントリーユーザーからベテランハーレー乗りまで、幅広い層に支持されてきました。
そんなスポーツスターですが、既に2021年モデルの注文受付けが終了し、2022年モデルの詳細は未定という状況。数年前からの噂、生産終了が現実味を帯びてきました。近々発表される新型車への注目も集まる中、中古車市場でもフォーティーエイトやアイアンといった人気車種は、数年前では考えられなかった価格で取引が行われています。
想定外な状況も加味され、スポーツ乗りの中にはより一層愛車への愛着が増している方もいることでしょう。なので今回はそんなスポーツ乗りへ向けて、大切な愛車のトランスミッションを守り、フィーリングも改善、つまり走りも楽しめる、そんなプライマリーオイルの紹介です。
ドイツのオイルブランドLiqui Moly(リキモリ)よりラインナップされている、Motorbike Gear Oil HD 150。
さっそく本題に入りたいところですが、プライマリーオイル紹介の前に、先ずハーレー乗りには馴染みが少ない「リキモリ」について、簡単にご紹介です。
About Liqui Moly
リキモリは、1957年創業のドイツにあるオイルメーカーです。エンジンを摩耗から保護するオイル添加剤の製造から始まり、現在は添加剤・ケミカル・オイルなど、合計4,000を超える商品を擁する世界で唯一の自動車化学製品のフルレンジサプライヤーです。
リキモリのラインナップするオイルは、使用されるベースオイルと添加剤を全てドイツにある自社工場にて生産しています。この点により、製品精度にばらつきの無い安定した品質を確保しています。
さらに、オイル用添加剤パッケージを独自開発。世界で唯一、添加剤を作ることのできるオイルメーカーです。
リキモリの注目ポイントの一つであるモータースポーツとの関係について。現在、MotoGPオートバイ世界選手権に携わっており、Moto2とMoto3の全チームがリキモリを採用しています。また、ドイツ国内の雑誌社「Auto Zeitung」誌と「auto, motor und sport」誌が選ぶベストオイルブランドに10年連続で選出されています。これらの点からも、リキモリオイルの品質の高さが伺えます。
以上がリキモリというブランドについての簡単にご紹介でした。
ハーレー乗りには知られていないブランドですが、ドイツ国内では高い支持を得ているNo.1オイルブランドである点がお伝えできていれば幸いです。また、BMWやポルシェでは、純正の認証を受けている点からも信頼性の高さが伺えます。
さて続いては今回のメインテーマ、Motorbike Gear Oil HD 150についてです。
Motorbike Gear Oil HD 150
ハーレーダビッドソンのプライマリー用に専用設計されたシンセティック・プライマリーギアオイル。あらゆる温度範囲で最適な潤滑を実現しています。優れたせん断安定性※①と油膜保護性能により、しっかりとミッションを保護します。余分な振動やノイズも抑制することもできます。
プライマリーオイルは違いを体感するという点において、分かりにくい部分かと思います。なので、ミッションとプライマリーが一体になっているスポーツスターにこそ、使用して違いを体感して欲しいオイルです。
品番 | 商品 | 価格(税込み) |
3822 | Motorbike Gear Oil HD150 | 5,390 |
※価格は2021年6月現在の税込み価格になります。
・内容量:1L
・粘度:150
・オイルベース:シンセティック
・タイプ:プライマリーオイル
・1ケース:6本入り
実際に体感してもらったスポーツ乗りからは、「ギアの入りが良くなった!」との声も届いています。
これからの夏場に万全の状態でツーリングを楽しむ為にも、今時期のオイル交換を検討してみてはいかがでしょうか。
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※①せん断安定性:潤滑油が使用中にせん断作用を受け、一時的または永久的粘度低下を起こす場合がある。永久粘度低下は、油成分の化学構造の変化が原因であり,低下した粘度は元に戻らない。せん断安定性とはこのような粘度低下に対する抗性をいう。