M8ソフテイル用、300mm以上のリアタイヤを装着するための3軸スイングアームキットです。
ギアボックス、プライマリーのオフセットやフレームの変更無しで、300mmタイヤをフレーム中央の位置に取り付けることができます。

・ギアボックス、プライマリー、エンジンオフセット不要、右サイドドライブ、フレーム変更不要、オイルタンク分解不要、クランクシャフトへの圧力増加無し。
・別途リックスより、スイングアームキットに合わせた、ドライブサイドブレーキのラインナップがあります。
・サイドマウントライセンスプレートブラケットは、アクスルと共にスイングアームの内側に固定されたブラケットを使うため、別途必要はありません。
・スイングアームの基本仕上がりはブラックポリッシュです。オプションでマットブラックが可能です。
・カーボンファイバーベルト、取付金具が付属します。
・デザイン、製造、組み立てはドイツ製です。

スイングアームキットの構造について

動力の分配は、スイングアームのピボットポイントに位置する中間シャフトを介して行われます。

モーターとギアボックスが一体となっているため、歪みが少なく、サスペンションの力がベルトに影響を与えることもありません。
また、プライマリーボックスが元の位置にあるため、フットレストの位置を変更する必要がなく、地上高と傾斜角はノーマルバイクと同じままです。

(2.1) セカンダリードライブの位置が純正ではタイヤ幅の上限が決まっています。

(2.2) 最も安価な方法は、幅広タイヤのホイールセンターを右に移動させることですが、これでは乗り心地が悪くなってしまいます。

(2.3) もっと手の込んだ方法としては、プライマリドライブのトランスミッションシャフトを長くして、外側にオフセットして移設する方法がありますが、オフセットの最大長さは2インチ（約5cm）を推奨します。これ以上長くすると、モーターブロックやトランスミッションのベアリングに負担がかかります。

(2.4) 左側の重量問題の最もオリジナルでクリーンな解決策は、左側のクラッチを介してトランスミッションを右側に移動させる「右側ドライブ」です。ここでは重量比の左右のバランスがとれています。

(2.5) ドイツのカスタマイザーであるリックスは、特別なソリューションを提供しています。それは、スイングアームハウジングの後ろに2本目のセカンダリーベルトを備えた中間シャフトを設置し、トランスミッションを外側に移すというものです。

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