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海外視察レポートの第二弾。ロサンゼルス郊外のラ・パルマにあるPerformance Machine(パフォーマンスマシン)本社を訪問しました。今回はその時の様子をレポートします。

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社長であるロビン氏、営業スタッフであるアナ氏、日本人の開発スタッフであるジュン氏などのスタッフさんに案内をしてもらいました。オフィスを通り抜けると、広々とした工場が目の前に広がります。世界中に供給されるパフォーマンスマシンの製品がここで作られています。

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まず目に飛び込んでくるのは加工前の鍛造ホイール。米国で作られるアフターマーケットホイールのおよそ6割がパフォーマンス製とのこと。OEMや外注商品なども制作しているので、よく見ると他ブランドのホイールも見受けられました。ホイールはほとんどが受注生産で注文を受けてから制作が始まります。

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マシニングの工程です。山積みにされているカムカバーとロッカーカバー。見学した時はちょうどリアマスターシリンダーのマシニングが行われていました。

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次は検査室。ロッド生産されるのですがその最初と最後には必ず検査を行うとのこと。ちょうど検査中だったリアマスターシリンダーは検査項目が50点以上あるとのこと。パフォーマンスマシンの高いクオリティの真髄が垣間見えました。

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続きましてはホイール検査ブースへ。ホイールが市場に出る前には必ず4つの工程による強度テストが行われています。「ねじり負荷テスト」、「衝撃テスト」、「側面負荷テスト」、「ラジアル負荷テスト」と同じホイールで全てのテストを行い、その強度を調べていきます。このテストを無事クリアしたホイールのみが市場に出回るのです。PMの検査基準は、日本の規格であるJWLやヨーロッパ規格のTUVよりも高いとのことです。

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続いてはポリッシュ加工室です。クロムと見間違える程キレイなパフォーマンスマシンのポリッシュ加工は、熟練の職人さんによりひとつひとつ加工されています。この職人さんがいなくなったらパフォーマンスマシンもないだろうと言うほど、ある意味パフォーマンスマシンの心臓部と言えるところです。

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ホイールのコントラストカット加工がされていました。最新デザインであるギャラクシーも次の工程を待っています。このギャラクシーはかなり複雑なデザイン故、高い品質を保つには苦労がいるそうです。

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天井付近まで組まれた棚には多くの完成品が積まれていました。そこから出荷場を抜けて貴重な開発部門を案内してもらいました。ミルウォーキーエイト用エアクリーナーの試作段階も大詰めとのこと。K&N特注エアフィルターを使用し、パフォーマンスマシンならではの工夫も施される予定とのこと。さらに同じオフィスではプログレッシブやバーリーの商品開発も兼ねており、お互いに技術を共有出来るので開発効率が上がったとのことでした。

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海外へ生産拠点を移すメーカーも多いなか、頑なにメイドインUSAの自社生産にこだわるパフォーマンスマシン。やはりパフォーマンスマシンがアフターマーケットのナンバーワンブランドであることを再認識しました。そして視察レポートは第三弾に続きます。