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EVENT & MEDIA イベント情報

アメリカで開かれたデイトナバイクウィークに今年も視察してまいりました。

デイトナバイクウィークとはフロリダ州デイトナビーチのメインストリートを中心に毎年この時期に行われているイベントで、ハーレーダビッドソンをメインに多くの2輪車がアメリカ各地から集まります。今年で84回目の開催ですが、変わらず盛り上がりを見せており、現地のレポートをお届けします。

 

Destination Daytona / デスティネーションデイトナ


こちらのデスティネーションデイトナでは、Teddy Morse’s Daytona Harley-Davidsonというアメリカ最大級のハーレーダビッドソンディーラーとJ&P Cyclesの敷地を含む広大なスペースに様々なパーツメーカーがブースを出展しています。各社のブースでは、パーツ/アパレル/小物の販売だけでなく、購入したパーツをその場で取り付け作業まで行っており、活気に満ちあふれていました。当社取り扱いメーカーである Vance & Hines(バンス&ハインズ) , Arlen Ness(アレンネス) , Kraus(クラウス) , Klock Werks(クロックワークス) , Kodlin USA(コドリンUSA) 等もブースを出店していました。

HDディーラーではバイクウィーク期間中に車両を購入する人たちも賑わっており、2024年のバイクウィーク期間中に270台ほど販売されたようです。20名以上のメカニックを動員し、最短45分で納車を行うとのことです。想像を絶するほどのスピードとスケールの大きさに圧倒されます。

 

Iron Horse Saloon / アイアンホースサルーン


デスティネーションデイトナから続く広い道を車で10分ほど走り、アイアンホースサルーンへ到着。サルーン=酒場/空間のような意味を持っており、バイカー達が集まり、お酒を飲んで楽しい時間を過ごしています。アメリカの文化を直に触れるいい空間でした。

アイアンホースサルーン付近でこの長蛇の列

 

 

Main Street / メインストリート


 

夕方頃にデイトナバイクウィークの中心地とも呼べるメインストリートを散策しました。多くのバイクが行き交うメインストリートではバイク好きが集まり、特別な時間を楽しんでいます。それぞれの好みのカスタム、多種多様な人種と価値観が交差する空間に心が動かされます。昼から夜の深い時間までお祭りは続きます。バイクの数、圧巻です。

 

Daytona International Speedway / デイトナインターナショナルスピードウェイ


2日目、デイトナインターナショナルスピードウェイへ向かいます。大きなオーバルトラックを擁するレース会場ですが、こちらでも各メーカーがブースを出展しております。試乗が可能なブースも所々ありました。別日にはレースが行われており、中でもバガーモデルのみが参加する King Of The Baggers が注目です。

HDのメーカーブースでは2025年モデルとバガーレース車両が展示されていました。日本では馴染みの少ないバガーレースですが、アメリカで盛り上がっていることが感じ取れます。

一般車両でこんな画期的なグリップの使い方をされたものがありました、ふむふむ、

 

Full Throttle Bike Show / フルスロットルバイクショー


最後に訪れたスポットは、カスタムされたバイクのカッコよさを競うコンテストが行われるローカルなバイクショーです。独特なカスタムバイクが集まる熱い場所です。各バイクを見ていくとこだわりが見え、バイク好きの皆様もそれを感じ取れるのではないでしょうか。

 

Fin / 最後に


大径ホイールのバガーカスタムのみならず、パフォーマンスバガーのカスタムもトレンドになっておりますが、今回の視察ではアメリカでもその流れが強いということを体感しました。それに加え、ソフテイルなどの車両が増えてきたように印象を受けました。

日本から遠く離れた場所ではありますが、いい刺激を受けられるかと思いますので人生に一度は訪れてみてはいかがでしょうか。