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イタリアのベローナで行なわれたMotor Bike Expo 2020 視察レポートです。

 

Motor Bike Expoは、今年は1月16日から4日間開催され、ハーレーは勿論、日本や欧州など様々なモーターサイクルブランドが集い、17万人もの観客が訪れる世界でも最大規模のモーターサイクルエキスポです。展示エリアは7つものブースに分かれ、その規模は約80,000平方メートル、屋外エリアは20,000平方メートルを超えます。

  

まずはイタリアのRebuffiniのブースに。

昨今は多くのヨーロッパカスタムブランドがハーレーに参入していますが、オーリンズ(スウェーデン)、ODC(イタリア)、GALFER(スペイン)、ベルリンガー(ドイツ)などクラブスタイルカスタムに欠かせないパーツもヨーロッパのブランドが多数あります。

   

   

Rebuffiniもラジアルマスターやラジアルキャリパーなどラインナップが充実。中でも目を引いたのが、M8ソフテイルを含む現行のキャンバスモデルに対応し、かつ純正スイッチがそのまま使用できるラジアルブレーキマスターを含むハンドコントロール。まだ開発の段階ですが、ラジアルキャリパーと合わせて、今後かなりの人気になるのではないでしょうか。

  

  

  

続いて同じくイタリアのメーカーであるVity’s Design。オールドルックなビレットパーツが特徴のブランドですが、今後発売予定だというOHLINS Fg324用のトリプルツリーにラジアルキャリパーなどクラブスタイルカスタムのパーツが展示されていました。

イタリアを含むヨーロッパは、石畳や狭い道があると思えば、アウトバーンなど制限速度のない高速道路もあり、アメリカに比べ走行環境が多岐に渡る為、その分走行性能をより重視したパーツが重宝されているようです。またRebuffiniと同様に、こちらもアルマイト塗装のカラーリングパーツが目を引きました。

  

続いてハーレーダビッドソンのブースに。最も人だかりが出来ていたのが、試乗体験も行なわれていた、今後発売予定の電動バイクのライブワイヤー。さらにハーレーダビッドソン初のアドベンチャーモデルのパンアメリカとスポーツネイキッドのブロンクスのプロトタイプもケースに入れられて展示されていました。新たな時代の到来を感じ、数年後のカスタムパーツも様変わりしているのではないかと思わされました。

   

   

   

カスタム車両も多数展示されていました。バガーにクラブスタイル、もちろんV-RODのカスタム車両もあり、多種多様のカスタム車両を目にし、ヨーロッパでのハーレーの販売台数の好調ぶりも頷ける盛り上がりでした。

   

   

   

ここではハーレーを中心に紹介しましたが、もちろん日本車やヨーロッパメーカーなどのブースもあり、ヨーロッパのモーターサイクルに対する関心の高さと懐の深さを感じるエキスポ体験でした。