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V-Twin Expo 視察

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アメリカ合衆国中西部、北東に位置するアイオワ州シンシナティ。1/28・29とシンシナティで行われたV-Twin Expoの視察へ行ってきましたのでそのレポートです。V-Twin Expoは2000年にVツイン市場のみに焦点を当てた最初のトレードショーとしてデビューし、20年近くに渡りライディングシーズン直前のこの時期に、Vツインマーケットの最新製品を発信するパーツ展示会を行っています。

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V-Twin Expoが開かれるデュークエナジーコンベンションセンターは多くの催しが開催されるイベント会場で、コンベンションセンターのあるダウンタウンは区画がきちんと整理されて、周辺には多くのホテルがあり、ビジネス街という印象。1月の平均気温が1°程度と外は寒いです。

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会場の外にはまさにアメリカ!というサイズのRinehart Racingのトレーラーが停まっており、徐々にテンションが高まってきます。
会場入るとすぐのところに、Arlen Nessがブースを展開。社長のコリー・ネス氏、アレン・ネスの孫にあたるザック・ネス氏、営業のスティーブ氏が出迎えてくれました。

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商品紹介は自社製品のデザインも行っているザック氏が自ら説明。今回の目玉商品は新作ホイール。スポークからハブまで流れるようなラインとそのデザインを邪魔することなくマウントされたローターが特徴です。ミルウォーキーエイトから仕様が変わっているエアクリーナーも展示。フィルターのみを交換するタイプのBig Suckerはバッキングプレートに吸気効率を良くする秘密があります。見た目は変わらずとも中身が変わるカスタムは本人のみが知る乙な楽しみです。新作のMonster SuckerはStandard、10-Gauge、Beveledの3デザインがラインナップ。3種類ともミルウォーキーエイトに適合の設定もあります。ストックのホイールに使用できるWave Big Brake Rotor Kitも価格を抑えつつも走りを楽しくするアイテムの1つになりそうです。


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アメリカ本国でVance & Hinesと人気を二分するRinehart Racingも会場入り口付近に展開。エキゾースト関係も刷新された17モデルのロードグライドにはSlim Lineと4.5”スリップオンの組み合わせがインストール。エアクリーナーも同社のものにしっかり変わっています。多くのエキゾーストをラインナップしたRinehartは日本国内のシェアも席捲するかもしれません。

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Heartland USAはダイナとスポーツのリアをワイド化した車両を展示。同社オリジナルのデタッチャブルシートを支えるフェンダーストラットは強度のあるしっかりとした作りで、体格のある人でも全く問題なし。リアフェンダーを短くしたブレイクアウトも、アクスルカバー、フェンダーストラットのラインに合わせたパッセンジャーペグ、ウインカー付きミラー等細かいところが全体の綺麗な印象を作り上げています。

ツーリングモデルにおいて圧倒的支持のあるバガーカスタム。バガールックを作る上で欠かせない外装部品を供給するBad Dad。本国ではCompetitionフェンダーとSummitフェンダーはどっちも人気があるようです。

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Drag Specialtiesからの供給になるDakota DigitalLe PeraNamzBassaniMemphis ShadesBakerBDLGoodridgeHeadwindsMagnum、そしてZipper’sのブース。

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Ciroも会場内にトレーラーを持ち込んで、外装パーツやちょっとしたアクセサリーパーツなどを展示しています。

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Alloy Artにはスイングアームが置いてありましたが、そういう流れを予感させます。

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Drag Specialtiesのブースはデモ車両を展示。

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RC Componentsもホイールとエキゾーストをメインに展示。ホイール変えるだけで全然印象が変わり、一気にカスタム感がでます。そしてフェンダーとのクリアランスが絶妙。

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去年に比べPMKuryakynV&Hなどの有名メーカーが出ていなかった事による全体のスケールダウン感は否めませんでした。各ブースも大きな什器が減っており、コストダウンが図られているような印象も受けます。しかし真剣に見だすとあっという間に時間が経ってしまい、この業界の最前線を肌で感じるにはまだまだ重要なイベントだと思います。