記録的暖冬と言われる今冬ですが地域によっては既に雪が積もり、いよいよ本格的な冬の寒さが到来しました。バイク乗りにとってはオフシーズンとなる季節ですが、厳しい寒さにも負けず走り続けるという人も、春先まで乗らないという人も、この季節を乗り切るための準備が必要です。
今回は寒さを凌ぐ防寒パーツやメンテナンスに役立つアイテムをご紹介!
冬支度を整えて、快適なハーレーライフを!
この記事はこんな人におすすめです。
- 冬にもハーレーに乗りたい人
- 冬のメンテナンスについて知りたい人
- ハーレーを長期保管する人
1. 冬ツーリングの防寒パーツ
– フェアリング ・ウインドシールド
– シート
– グリップ 2. 冬のハーレーメンテナンス
– バッテリー
– タンク、ガソリンの劣化対策
– キャブレタのアイシング対策 3. まとめ
冬ツーリングの防寒パーツ
防寒着の着用はもちろん大切ですが、車両のカスタムでも寒さを凌ぐことが可能です!本項ではカスタムの視点から冬季に役立つアイテムをご紹介します。
フェアリング ・ウインドシールド
前を走っていた車が居なくなった途端に凍えるような寒さに襲われた経験はありませんか。冷たい走行風に曝されるバイクは、急激に体を冷やしてしまいます。フェアリングはロングランの疲労軽減だけでなく、身体に当たる走行風を大幅にカットしてくれるため寒さ対策としても有効です!
ロアフェアリングやウインドシールドを追加することで足元や頭部の冷え対策もバッチリです。もう車の後ろに隠れて走る必要はありません。
STスタイルフェアリング / Advanblack
ソフテイル、ダイナ、FLHRにローライダーSTスタイルのフェアリングを取り付けるためのユニークなキットです。10″ウインドシールドが標準装備されています。
ロアベントフェアリング / Hogworkz
ツーリングモデルに適合するHogworkz製ロアフェアリングは、ハーレー純正品を模した高品質なレプリカデザイン。足元をしっかり覆います。便利なグローブボックス付き。
Flare ウィンドシールド / Klockwerks
Flare ウィンドシールドは、走行実験や風洞試験に裏打ちされた確かな空力性能で特許取得済み。冷たい走行風からしっかりと身を守ってくれます。個性あふれるカラー付シールド “Kolor Flare”もラインナップしています。
シート
ライディングポジションの改善や見た目の変更などシートカスタムの目的は様々ですが、Corbin製のClassic Solo & Pillionシートはそれらの目的を叶えながらシートヒーターも付いたハイスペック仕様。乗車中最もバイクに触れ、接触面積の大きいお尻から身体を温めます。後付けタイプのシートヒーターなどもありますが、シート上に置いて使うため目立ってしまいます。こちらはシートに内蔵されており、見た目を損なうこともありません。
Classic Solo & Pillion シート / Corbin
ノスタルジックでクラシカルなスタイリング。豊富なカスタマイズ性も特徴です。
グリップ
体の冷えは指先などの末端部分からくると言います。スイッチ類やレバー、ハンドルの操作など主要な動作を担う手の防寒はとても重要です。しかし、特にハーレーにおいてはデザイン性も同じく重要なポイントですよね。PerformanceMachineのApex Heated グリップは洗練されたデザイン性とヒートグリップの快適性を掛け合わせた一品。冬場も走るハーレー乗りは要チェックのグリップです!
Apex Heated グリップ / Performance Machine
ヒーター温度を切り替え可能なスイッチコントローラーが付属します。グリップラバーは、人間工学に基づいて設計させたKratonラバー。純正ハンドコントロールと併用可能です。
冬のハーレーメンテナンス
冬はハーレーに乗る頻度が減る、または春先まで長期保管するという人も多いのではないでしょうか。そうした場合に気をつけたいポイントは、バッテリーの電圧低下や燃料と関連部品の劣化などです。
バッテリー
ハーレーオーナーの多くが経験するであろう冬場のバッテリー上がり。
バッテリー容量は気温の影響を多分に受けます。基準温度25℃で100%のバッテリー容量は、気温0℃で80%程度まで低下してしまいます。さらに、低温時はエンジンオイルの粘度が高いため始動抵抗が大きく、通常よりも多くの電力を消費するため、冬場は特に電力不足などのバッテリートラブルが起こりやすくなっています。
そんなバッテリートラブルを解決するアイテムがバッテリーテンダー社のバッテリーチャージャーです!
800 12V Selectableバッテリーチャージャー / Battery Tender
バッテリーテンダー社のバッテリーチャージャーが冬場の電力不足を解決します。使い方はハーレーのバッテリー端子と家庭用100Vコンセントに接続するだけ。自動的に充電モードとフロートモードを切り替え、常に理想的なバッテリー電圧を維持します。ハーレー乗りは必携!
タンク、ガソリンの劣化対策
ハーレーの燃料となるガソリンは長期間空気に触れ続けると酸化が進み、劣化していきます。さらに冬季は結露によってタンク内に錆が発生することも。このような状態では、燃焼不良や異物によるフューエルラインの詰まりの原因にもなります。対策としては「ガソリンを満タンにして結露を防ぐこと」や「ガソリン劣化防止剤で燃料の劣化を防止すること」などが挙げられます。
Motorbike Gasoline Stabilizer / Liqui Moly
リキモリのMotorbike Gasoline Stabilizerは、ハーレーにおすすめのガソリン劣化防止剤です。燃料の酸化を防ぎ、燃料システム全体を腐食から保護します。250ml入りの本商品は、ガソリン5Lに対して僅か25mlでOK。ツーリングモデルでも一回の使用量は半分以下。効果は約1年持続します。毎冬の定期メンテンスに最適です。
キャブレタのアイシング対策
キャブレタ車で冬場に不調が起こる場合、キャブレタのアイシングが原因かもしれません。アイシングはキャブレタ内部で混合気による気化熱によって凍結が起こる現象で、ベンチュリやスロットルのバタフライ部で発生します。その対策として燃料添加剤を試してみてはいかがでしょうか。
Motorbike 4T Bike-Additive / Liqui Moly
リキモリのMotorbike 4T Bike-Additiveはガソリンの燃焼効率を高めるだけでなく、キャブレターのアイシング防止にも有効です。燃料システムの腐食防止効果もあり。インジェクション車にも使用できます。
まとめ
今回の記事では冬の寒さを凌ぐ防寒パーツやメンテナンスに役立つアイテムをご紹介しました。冬場は路面の凍結やタイヤのグリップ低下などの危険があります。寒さ対策だけでなく安全面にも気をつけて、冬のハーレーライフをお楽しみ下さい。
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