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HARLEY CUSTOM BLOG ソフテイル

華やかなカスタムペイントに、地を這うようなローダウンフォルム、後方に大きく伸びるロングマフラーなど、ハーレーカスタムの中でも一際目立つチョロスタイル(チカーノスタイル)は、もはやバイクをキャンバスとしたアート作品のようです。そんなチョロスタイルを見て、憧れや興味を抱く人も少なくないでしょう。本記事では、チョロスタイルのルーツから今おすすめしたいベース車両に至るまで詳しくご紹介!

・チョロ スタイルについて詳しく知りたい人
・チョロスタイルのカスタム車両を見たいを見たい人
・チョロ スタイルにおすすめのカスタムパーツを知りたい人

は必見です!

チョロスタイルとは

ハーレーカスタムの中でも、他のカスタムとは異なるエキゾチックな雰囲気を放つチョロスタイル。そのバックグラウンドやカスタムの特徴を知れば、魅力的なチョロの世界観にますます惹き込まれることでしょう。

ルーツ

チョロスタイルの発祥は明確ではありませんが、米国西海岸のメキシコ系移民がルーツだと言われています。当時南部より移住してきたメキシコ系移民をチカーノと呼び、そんな彼らのファッションや乗り物は、チカーノカルチャーを反映させた独特の世界観を持ちます。

ハーレーのカスタムでは、ビレットパーツを多用するのではなく、工夫と技術で美しく豪華なバイクを作り上げます。例えばカラフルなカスタムペイントや、エアブラシで人物や風景を表現するミューラル、メタルパーツへの彫金(エングレービング)などが挙げられます。

 

カスタムの特徴は?

①ベッタリと沈められた車高

チョロスタイルが異質な雰囲気を放つ理由の一つが、この地を這うようなローダウンフォルムです。車高を下げ、ゆったりとした走りでその華やかなカスタムを見せつけます。しかし過度なローダウンは様々なデメリットが伴います。現在は、停車時のルックスと走行時の快適性を両立したエアサスペンションの装着が主流になりつつあります。

 

②エイプハンガー or ビーチバー

 

エイプハンガーで高い位置にセットされたハンドルポジションが、チョロスタイルによく見られるカスタムです。他にも高さが低く、幅がワイドなビーチバーもチョロスタイルにマッチするハンドルバーです。

無理な乗車姿勢は操作性の悪化や疲労に繋がります。理想のスタイルとご自身の体格を考慮して、最適なハンドルバーを見つけてください!

 

③後方に大きく伸ばすフィッシュテールマフラー

マフラーエンドが魚の尾びれのような形をしていることから「フィッシュテール」と呼ばれるマフラーは、チョロスタイルには外せないアイテムの一つです。左右出しで車体後方に大きくエクステンドされるエキゾーストは迫力抜群。車高の低さも相まって、全長がより長く感じられます。

 

④スポークホイール

チョロスタイルにマッチするホイールをお探しなら、インチアップしたスポークホイールが間違いないチョイスでしょう。メーカーによっては、スポークの本数はもちろん、スポークデザインやホイール各部のカラーを細かくカスタマイズ可能。ゴージャスなカスタムを足元から演出します。

 

⑤ホイールを深く覆うストレッチフェンダー

タイヤのワイド感を強調するために用いられるショートフェンダーとは対象的に、ホイールを深く覆う「ストレッチフェンダー」もチョロスタイルの特徴です。広い面積を占めるフェンダーは、カスタムペイントで差別化を図るチョロスタイルに於いて、絶好のキャンバスと言えます。また、ホイール上部に被さるため、より車高を低く見せる視覚効果も期待できます。

チョロスタイルにおすすめのベース車両は?

チョロスタイルは、クラシカルなFL系ソフテイルやロードキングと好相性なカスタムです。中でもおすすめのモデルはミルウォーキーエイトのFL系ソフテイルモデルです

 

おすすめする理由

◎現行エンジンならではの満足感

ソフテイルモデルでは、2018年からミルウォーキーエイトエンジンが搭載されました。高年式ならではのトラブルの少なさに加えて、圧倒的にパワフルな走りが可能になり満足感があります。1シリンダーあたり4つの吸排気バルブを備え、これまでのエンジンに比べて飛躍的に燃焼効率が向上しました。エンジンに名付けられたミルウォーキーエイトは、2気筒で合計8つのバルブを持つことに由来します。ゆったりとした走りを楽しむチョロスタイルであっても、速く走らないことと、速く走れないことは別ものでしょう。

 

◎豊富なパーツラインナップ

新作パーツが続々と登場することも、現行モデルの楽しみです。特にドイツのThunderBikeは、チョロスタイルを意識したミルウォーキーエイト向けのカスタムパーツを精力的にリリースしています。おすすめのカスタムパーツは以降でご紹介します。豊富なラインナップから、理想のカスタムにピッタリなパーツが見つかるはずです。

以上の理由からチョロスタイルカスタムのベース車両にお悩みの人には、ミルウォーキーエイトのFL系ソフテイルモデルがおすすめです。
もちろんお好みのエンジンやスタイルなどによって自分にあったベース車両は変わってくるため、これをひとつの参考に最適なバイクを見つけてください。

チョロスタイルのカスタム事例紹介

LA Esmeralda / Thunderbike(サンダーバイク)

スペイン語で「エメラルド」を意味する「LA Esmeralda」と名付けられた一台。M8ヘリテイジをベースにメキシカン・アメリカンバイクへと変貌を遂げました。

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M8 FLHC / Killer Custom(キラーカスタム)

高年式ハーレーでつくるクラシカルチョロスタイル。
伝統的なスタイルを継承するヘリテイジをカスタムベースとしていることを差し置いても、ミルウォーキーエイトが搭載されていることに違和感を覚えるほどに、クラシックな風合いを色濃く感じさせます。

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El Impulso / Thunderbike(サンダーバイク)

EL IMPULSOはThunderbikeの高品質なパーツと高いペイントスキルによって完成します。チョロスタイルは必ずしもカラフルである必要はないことを証明した紳士的チカーノスタイルです。

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2010 FLSTN / エムピーシー

ホイールにはRide Wright WheelsのFat 50 Spoke Wheelsをピックアップ。スポークは特注のJewel加工をすることでゴージャスなイメージに!マフラーはただ長いだけじゃない、Dirtybird製The El Jefe “Boss Man John Shope” マフラー。見た目だけではない、より多くの馬力を発揮できるマフラーをチョイスしています。

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2012 FLSTC / オートセンター青森

ホイールは Renegade Wheel の40本のダイヤモンドスポーク。フロントホイールを23”の大径化にしたため、HHIの4°レイクトリプルツリーを装着しています。ウィンカーレンズはチョロスタイルカスタムには相性抜群のCustom Kraftをチョイス。こちらは様々なデザインとカラーから選ぶことが可能です。

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チョロスタイルに外せないカスタムパーツはコレ!

サスペンション

Air Ride Suspension Kit

 

停車時のルックスと走行時の乗り心地を両立させるエアサスペンション。

商品ページはコチラ ▶エアサスペンションキット

 

Tele Fork Lowering Kit

  

18年以降のソフテイル用フロントロワリングキットです。比較的手頃な価格で10mm/30mm/40mmのロワリングが可能。

商品ページはコチラ ▶フォークロワリングキット

 

Rear Lowering Kit

 

M8ソフテイルに適合するロワリングキットです。エアサスペンションに比べて手軽に、20mmまたは30mmのローダウンが可能です。フェンダーとの干渉を防ぐアルミ製リミッターが付属。

商品ページはコチラ ▶リアロワリングキット

 

ハンドルバー

1-1/2″ Thick, Reverse Highball

  

Burleigh Barsを代表するReverse Highballは、パイプ径1.5″というインパクト抜群なハンドルバーです。Reverseタイプは進行方向に反ったアグレッシブなデザインです。

商品ページはコチラ ▶1.5″ Thick Reverse Highball ハンドルバー

Long Horn Bar

 

Burly Brandの39”ワイドハンドルバー。同社のラインナップの中で最大幅のハンドルバーです。

商品ページはコチラ ▶Long Horn Bars ハンドルバー

Nomad Handlebar

 

Factory 47が展開する、Nomadハンドルバーです。特徴的なルックスと、適切なプルバック位置を提供します。

商品ページはコチラ ▶Nomad ハンドルバー

 

エキゾースト

True Duals With Fishtail Muffler

  

ユニークなルックスでありながら、前後同長ヘッドパイプが最大限のパフォーマンス性能を引き出します。選べるマフラーの全長は、最大39″ロング。

商品ページはコチラ ▶True Duals With Fishtail Muffler

Harley El Jefe Softail Exhaust

   

Dirty Bird製ソフテイル用エキゾーストは、革新的なアップスイープタイプ。コーナリングや段差で、地面と干渉するのを防ぎます。マフラーエンドはフィッシュテールまたはトランペットの2種類から選択可能です。

商品ページはコチラ ▶Harley El Jefe Softail Exhaust 1986 To 2023(メーカーHP)

 

ホイール

Big Daddy Wheels

 

存在感のある太めのスポークがチョロスタイルにマッチするSinister WheelのBig Daddyです。お好みのカラーとスポークデザインを選択することができ、綺羅びやかな足元を演出します。

商品ページはコチラ ▶ Big Daddy ホイール

Mammoth 52

  

 

Sinister WheelのBig Daddyと並ぶ、人気のスポークホイールがDNAのMammoth 52です。52本のファットスポークで組み立てられ、こちらもカラーやスポークデザインのオーダーが可能。さらにメーカーHPにて、カラーやスポークアップグレードのサンプルを確認でき、具体的な完成イメージを購入前に確かめることができます。

商品ページはコチラ ▶ Mammoth 52 スポークホイール

Digger

JWL刻印に対応した、Thunderbike製の3ピースカスタムホイールです。チョロスタイルといえばスポークホイールが定番の選択肢ですが、同社のデモ車両では度々このような3ピースホイールが装着されます。チョロスタイルにマッチする新しいスタイルです。

商品ページはコチラ ▶ Digger ホイール

 

フェンダー

Front Fender El Dorado 23″

 

21″用と23″用をラインナップしているストレッチフェンダー。材質はグラスファイバーになります。

商品ページはコチラ ▶ El Dorado フロントフェンダー

 

4″ STRETCH REAR FENDER WITH TIP

純正より4インチストレッチされたリアフェンダーは、後端に立体的なエッジトリム付き。

商品ページはコチラ ▶エッジトリム付4″ストレッチリアフェンダー

Benchmark Rear Fender

 

ダイナミックなスタイリングを実現する4インチストレッチタイプのリアフェンダーです。Eコートを施したプレススチールにより、ペイント後も錆や腐食に耐えることができます。

商品ページはコチラ ▶Benchmark 4″ Stretched リアフェンダー

まとめ

今回の記事をまとめると、

  • チカーノカルチャーを反映したチョロスタイルは、独特の世界観を持った魅力的なカスタムスタイル!
  • 創意工夫したゴージャスなカスタムがチョロスタイルの特徴!
  • 世界中のパーツを取り扱うスズキ&アソシエイツなら、理想のチョロスタイルを実現するカスタムパーツが見つかる!

当ブログではハーレーカスタムの今が分かる、新商品情報やカスタム事例を発信しています。他の記事も是非ご覧ください!

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