今回は今年の3月にNESSが発表したカスタムバイクに焦点を当てたい。”派手色カラーパーツ×パフォーマンスバガー”といった具合のトレンド真っ只中のカスタムだ。
実はこの車両、今年8月8日にサウスダコタ州デッドウッドのOutlaw Squareで行われる2022 Legends Ride チャリティーイベントのキックオフオークションにかけられるように制作された一台。
デッドウッドで開催されるLegends Rideフェスティバル、毎年のハイライトは、カスタムバイクとアートのスペシャルライブオークション。そんな注目のオークションに出展される今年のカスタムバイクが、Cory Ness & Zach Nessによるパフォーマンスバガーだ。
ハーレーフリークなら知らない人はいないであろうArlen Ness。同社の現在のトップがCory Ness。ビッグ・ビジネスに発展している一流ブランドのトップであるにも関わらず、カスタムバイクを自らビルドしているという事実には驚きを隠せない。(ここでは割愛させて頂くが、彼の歴代のカスタムをぜひ検索して欲しい。)
今なおファミリービジネスを継承しているArlen Nessの真髄は、ファクトリーに息づいている。そんな妄想を掻き立てるには、十分な事実である。
少しそれてしまったが、今回のカスタムバイクに話を戻したい。Arlen Ness社が近年力点を置いている、パフォーマンスバガー用ラインナップでトータルコーディネートされたフルカスタム。プロショートフェンダー、Methodフォークレッグ、14″Full-Floatingビッグローターといった具合に、ルックスとパフォーマンスの両輪でアップデートが図られる。
先ずはパフォーマンス面を見てみよう。NESS MethodエアクリーナーとVance & Hines 2-1 エキゾーストを組み合わせ、吸排気も抜かり無し。ミルウォーキーエイトの性能を存分に味わえるだろう。
足元には、軽量化されたデザインが特徴的なカートリッジハブを採用したY-Spokeホイールをインストール。軽快な印象を与える鍛造アルミニウム製ホイールだ。
さらに、組み合わせられた14″Full-Floatingビッグローターによって、大排気量化されたミルウォーキーエイトでも、安心のストッピングパワーを手にすることができる。また、フォークブレイスを備えているMethodフォークレッグも、フロントの剛性アップに貢献。車両のパフォーマンスアップに一役買っている要因だ。
続いてはルックス面。ホイール、エアクリーナー、フロアボード、ペグ類、ダービーカバーをゴールドアルマイトで統一。パーツ単体で見ると人目を引く派手色ですが、オールブラックのエンジンカバーや外装類のペイントワークと相まって、一台のカスタムバイクとしてのまとまりを有している。
奇抜な派手色を一台のカスタムバイクにまとめ上げる。カラーパーツを用いたカスタムの醍醐味だ。
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