今年で創立120周年を迎えたハーレーダビッドソン。長い歴史の中でハーレー乗りたちは、その折々の時代背景や価値観を反映させた様々なカスタムスタイルを生み出しました。
少しずつカスタムスタイルが定着していく一昔前に比べて、SNSが普及した現代ではよりグローバルかつ急速に流行が拡がるようになりました。次々と新しいトレンドが生まれる現在、いざハーレーを手にしてもどんなカスタムにしようか迷ってしまいますよね。
本記事では今注目のカスタムトレンドをご紹介!ハーレーを手に入れた人も、これから購入される人も必見です。
この記事はこんな人におすすめです。
- ハーレーで流行のカスタムを知りたい人
- ハーレーをこれから手に入れる人
- カスタムの方向性が決まっていない人
クラブスタイル
アメリカのモーターサイクルクラブのメンバーたちが駆るバイクを起源に、カスタムスタイルとして一ジャンルを確立したクラブスタイル。街中での軽快な走りとアメリカの広大な土地を長時間走り続けることが求められる彼らは、壊れにくくハイパフォーマンスなバイクを好みます。主に高年式モデルをベースに、走行性能や長距離走行の快適性を高めるカスタムメニューが定番です。
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Step up シート – Saddlemen
耐久性と快適性を兼ね備えたステップアップタイプのシートです。
アクロバティックなスタントライドにも対応する安心のホールド感です。シートの表皮、ステッチ、ロゴカラーのカスタマイズは無償で可能な特注オプションあり。
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Pull Back ライザー – Thrashin Supply
ビレットアルミニウムのプルバックライザーです。6.5″と9.5″の2種類の高さをラインナップしており、ハンドルポジションをアップします。メーターカットの有無が選択可能で、ローライダーSTなどの純正デジタルゲージにも適合します。
Flare ウインドシールド – KlockWerks
走行風から身を守り疲労を軽減するウインドシールドは、長距離走行の快適性を高めるために活躍するアイテムです。Flare ウィンドシールドは、走行実験や風洞試験に裏打ちされた確かな空力性能で特許取得済み。個性あふれるカラー付シールド “Kolor Flare”もリリースしました。
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パフォーマンスバガー
パフォーマンスバガーとは、走行性能のアップデートを重視してカスタムされたツーリングモデルを指します。純正のツーリングモデルは快適性重視の設計故に、ハーレーの二輪モデルの中で最も重く、大きい車体のため、スポーツ走行とはかけ離れたイメージではないでしょうか?しかし、そんなヘヴィーな車体を力強く加速させるポテンシャルの高さも併せ持っています。そこに目をつけ、走りに振り切ったカスタム。快適性重視のモデルだからこそ、カスタムするたびに走りが変わることをより強く実感できることでしょう。
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LP6 Pro LEDライト – Cali Raised Moto
主に4X4トラックなどのオフロード車で使用される高輝度LEDユニットを流用したカスタムが、アメリカを中心に新たなトレンドに。Cali Raised Motoは、配線加工やブラケット製作などの煩わしい手間を省く便利なキットを取り揃えています。新登場のカラーバックライト仕様は、最近のトレンドの一つであるカラーパーツと相性抜群です。
HI-OUTPUT RR フルエキゾースト – VANCE & HINES
見た目や走り、そして何より排気音が大きく変わるエキゾーストは、パフォーマンスバガーの最初のカスタムとしても人気のパーツです。こちらのエキゾーストは、アメリカのロードレース “King of the Baggers” のレースマシンからインスパイアされた一品。当社のデモ車であるロードグライドスペシャルにも装着されています。
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WOLF ONE 10″ PRO KIT – KRAUS
ハンドルポジションを変更することで、よりアグレッシブな走りに対応したり、疲労を軽減することができます。KrausのPro kitは、ハンドルバーやライザー、トップクランプなど、ロードグライドのハンドルまわりのアップデートに必要なパーツが1つに揃ったコンプリートキットです。
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チョロスタイル
チョロ(チカーノ)スタイルは、米国西海岸のメキシコ系移民をルーツに、彼らのカルチャーを反映させたエキゾチックな世界観のカスタムです。旬のカスタムかと問われればそうではないかもしれませんが、チョロスタイルは流行り廃りにとらわれない魅力を持っています。華やかなカスタムペイントに、地を這うようなローダウンフォルム、後方に大きく伸びるロングマフラーなど、それはもはやバイクをキャンバスとしたアート作品のよう。クラシカルなFL系ソフテイルやロードキングと好相性なカスタムです。
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Nomad ハンドルバー –
エイプハンガーで高い位置にセットされたハンドルポジションは、チョロスタイルによく見られるカスタム手法の一つです。Factory 47が展開する、Nomadハンドルバーは、特徴的なルックスと、適切なプルバック位置を提供します。
TRUE DUALS WITH FISHTAIL マフラー – Bassani Xhaust
マフラーエンドが魚の尾びれような形をしていることから「フィッシュテール」と呼ばれるマフラーは、チョロスタイルには外せないアイテムの一つです。Bassaniのフィッシュテールマフラーは前後同長のヘッドパイプによって、最大限のパフォーマンス性能を引き出します。選べるマフラーの全長は最大39″ロングで、迫力のリアビューを構築します。
MAMMOTH 52 ホイール – DNA
インチアップしたスポークホイールはチョロスタイルに最適な選択肢です。DNAのMammoth 52は、52本のファットスポークで組み立てられます。カラーやスポークデザインは細かくオーダーが可能。さらにメーカーHPにて、サンプルを確認でき、具体的な完成イメージを購入前に確かめることができます。
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チョロスタイルの詳細はこちらの記事をチェック!
カスタムスタイルが決まっていない場合は?
豊富なカスタムの選択肢から自分好みの一台をつくりたい場合は、スポーツスターモデルがおすすめです。相場の変動やモデルによって差はありますが、現時点では比較的高年式な車両でも100万円台で手に入る手頃な価格も魅力の一つ。カフェレーサーやチョッパー、走りを重視したパフォーマンス系など、そのカスタムスタイルは千差万別。 ハーレーの醍醐味とも言えるカスタムを堪能したいあなたにぴったりです。
スポーツスターにおすすめのパーツはコチラ!
cafe tail section シート – BURLY BRAND
スポーツスターをカフェレーサースタイルに変貌させるテールセクション。薄めの座面ですが、シートにはゲルインサートが入っており、乗り心地とデザイン性を両立しています。
Dirt Track Sportster ハンドルバー – Rick’s
Rick’sは高品質なカスタムパーツを提供するだけでなく、ハーレーダビッドソンの正規ディーラーでもあります。こちらはそんな同社が展開するダートトラックスタイルのスポーツスター用ハンドルバー。トラッカースタイルのカスタムを検討中の人は要チェックです!
Shortshots Staggered フルエキゾースト – VANCE & HINES
アグレッシブなホットロッドサウンドとフルカバーのヒートシールドを備えたShortshots Staggered フルエキゾーストはスポーツスター用エキゾーストの中でも圧倒的人気を誇ります。現在は前述のPCX触媒を搭載した新仕様。トルク感が増し、心地よい低音を響かせます。
スポーツスターカスタムの詳細はこちらの記事をチェック!
まとめ
今回の記事では、これからハーレーを手に入れる人やカスタムの方向性に悩む人向けに、いま流行りのカスタムとおすすめパーツをご紹介しました。
世界中のパーツを取り扱うスズキ&アソシエイツなら、理想のカスタムを実現するカスタムパーツが見つかります。当ブログでは、他にもハーレーカスタムの今が分かる、新商品情報やカスタム事例を発信しています。他の記事も是非ご覧ください!
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